【理学療法士向け】給料が高い!で病院を選んだら既に失敗している話
こんばんは!しみちょこです。寒くなってきましたね。本日の訪問リハビリは自転車で回るルートだったのですが、電動自転車のバッテリーを挿し忘れて、只の重たい自転車を漕いでいました。足がパンパンです。筋トレになって良かったです。(ポジティブシンキング)
先日、以下ツイートをしました。
リハ職で給料が低い!って嘆いている人は、今一度何故リハ職を志したか考えて欲しい。
いつのまにか、働く目的がお金になってませんか?
お金は、資産形成をコツコツしてれば普通に作れます。純粋にリハビリ楽しみましょう(^^)
ちなみに、最初からお金が目的であれば市場を間違えてるだけです。
— しみちょこ(清水良則)@【暫定】リハ職向け資産形成アドバイザー (@shimichoko432) 2019年11月20日
リハ職で給料が低い!って嘆いている人は、今一度何故リハ職を志したか考えて欲しい。いつのまにか、働く目的がお金になってませんか?お金は、資産形成をコツコツしてれば普通に作れます。純粋にリハビリ楽しみましょう(^^)ちなみに、最初からお金が目的であれば市場を間違えてるだけです。
上記の通りです。僕もそうですが、就職先を考える時に、給料を見ると思います。が、最近はリハビリ職で給料を第一目標にしている時点で市場を間違えてるなぁと感じます。普通に、稼げる市場ではないのでw
やりがいはあるけど、稼げない、じゃあどうしようかっていうことを記事にしました。
さて、今回は
- いよいよ就活だけど、給料が高い病院はあるのかな
- どういう基準で選べばいいんだろう
- どうせなら沢山欲しいなー
と言った方に向けて書いています。
この記事でわかること
- 理学療法士の給料が高い病院の選び方
- 給料が高い!で病院を選ぼうとしている時点で失敗している話
- 給料がなくても働ける状態を作ろう
です。
理学療法士の給料が高い病院の選び方
ポイントは人口が多いところと生涯年収です。
僕もそうでしたが、月々の収入だけで考えると、意外と盲点なのが生涯年収です。
生涯年収から考える
生涯年収というよりは、退職金がどれくらい貰えるかですね。結論からいいますと、民間病院は、理学療法士の退職金は少ない傾向にあります。
1つの病院で勤め上げた生涯年収は以下の式で出せます。
月々の手取り×12×働ける年数+退職金
です。
続いて他の業界を見てみませう。
公務員>大企業>中小企業
当然ですが、自己都合退職の方が安くなリます。
こちらのサイトが分かりやすかったので画像引用させて頂きます。公務員が一番高く、中小企業よりも大企業、高卒よりも大卒で退職金は高い傾向があります。
大企業では、20年くらい勤めると、退職金が約800〜900万もらえます。高卒で380万〜460万くらいです。次は中小企業を見てみませう。
中小企業では、大卒が約600〜750万、高卒が300〜360万円とのことです。続いて国家公務員の場合。
公務員は20年で約800〜950万くらいですね。
以上が一般的な企業や公務員です。理学療法士としての退職金はこれより低い傾向にあります。
退職金は病院によって違う
結局、病院によって退職金は違うので、入る前によく規定を確認した方がいいです。
退職金狙いなら公務員理学療法士が1番!
上記の通りで、「長く務めあげて、退職金を多く貰いたい」のであれば、国立病院に務めて公務員になるのが1番いいです。
地域で考える
理学療法士の報酬形態を考えると、人口が多い地域の方が間違いなく給料が高いです。
何故なら、介入時間×点数の場合が多いから。こちらの記事でも書いています。
理学療法士が年収1000万を目指す方法
リハビリの対象者が多い地域の方が、当然ですが売り上げも上がる=給料が高くなる傾向にあります。
給料が高い病院に行きたいなら、人口が多い地域に出よう
東京>地方ですね。東京の人口は2035年以降まで伸びる予想は出ています。なので余談ですが、不動産買うなら東京ですね。(本当に余談)
給料が高い!で病院を選ぼうとしている時点で失敗している話
給料の高さで病院を選んでいたら、既に失敗していますよ!(ここまで前置き)
理由は簡単で稼げる市場ではないからです。(真顔)
先程、給料の話をしましたが、リハビリって効率が悪いんですよ。時間と報酬がリンクしているので、1時間辺りの生産性はどうあがいてもあがりません。今だと、エンジニアが稼げますかね。新卒で1000万とかありますし。リハビリ業界は、給料を求めた時に行きつく市場ではないんですよね。
北斗の拳ではないですが、就職先に高い給料を求める時点で「お前はもう失敗している」なんですよ。
何でリハビリを志したの?
就職、転職を考えたときに振り返ってみて下さい。何でリハビリを志したんですか?理由があったんじゃないですか?
僕の場合は、訪問介護で、対象者のADLを上げたいと思ったからでした。それでも、生活に追われるうちに、いつのまにか働く目的が「お金を稼ぐこと」になってしまっていたんですね。その時点で、本来の目的を見失ってしまっていたので、リハビリを心から楽しめなくなってしまったんですね。同僚も結構お金の悩みは抱えていましたし。
「お金のために」働くことなんて、不毛なのでやめましょう。働く理由が「お金」になった時点で失敗しています。
給料がなくても働ける状態を作ろう
- 副業
- 起業
- 投資
上記の通り。少し掘り下げてみます。
副業
稼げるようになると、月収100万以上も可能。
最近、リハ職の中でも、ブログやアフィリエイトなどの副業が流行っていますね。副業は働いた分、確かに稼げますが、普通に時間を使います。なので、時間は取られることを覚悟して進めてください。
起業
こちらも、稼げるようになると上限はありません。(分野にもよる)
ただし、副業と比べるとリスクは高め。ある程度、資本金を用意して、事業計画を立てて臨みましょう。
投資
個人的にはこれが一番おすすめです。なぜなら、「働きながらできる」から。お金に働いて貰うのが一番です。本業にも影響が出にくいので、投資してコツコツ増やすのが精神的には楽だと思います。
手堅い不動産であれば、破産リスクも低いですし、銀行から借り入れもできるのでレバレッジを効かせられます。
私は、本業しつつ、副業+投資で資本金を作り、起業を目指しています。起業はしたいので、多少時間の無理があっても副業を同時に進めています。投資に関しては全く負担になっていませんw
今後、リハビリ職専門のサポート会社を作ろうかなとか思っています。
以上、これから就職する人、転職を考えている人に「こんな考え方もあるのか」程度に捉えてもらえたら嬉しいです。
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